SEOを強化せよ〜SEO対策5つの施策〜
はじめに
「SEOを強化しておいて」
SEOという言葉を聞いたこともありませんでした。
すぐに『SEO』とGoogle検索して、「検索で上に出るようにする」ということが分かりました。
GoogleやYahoo!で検索してもヒットしないから強化しておいて・・とのことでしたが、強化もなにも・・と一旦お昼ご飯食べに外に出たような気がします。
このまま家に帰ってしまおうかとさえ思いました。笑
この記事では、SEOの基本的な考え方と、私が実際に取り組んだ5つの施策をお伝えします。
以前の私のように「SEOって何から始めればいいの?」と途方に暮れている方の参考になれば幸いです。
SEOとは何か
SEO(Search Engine Optimization)とは、Googleなどの検索エンジンで自社サイトが上位に表示されるようにする取り組みのことです。
検索結果の1ページ目に表示されるかどうかで、サイトへの訪問者数は大きく変わります。
広告費をかけずに集客できるため、多くの企業がSEOに取り組んでいます。
💡 検索エンジンは「ユーザーにとって役立つページ」を評価します。デザインと同じく、相手(ユーザーと検索エンジン)の目線が大切です。
SEOの全体像:大きく2種類ある
SEOは大きく「内部対策」と「外部対策」に分かれます。
| 種類 | 内容 | 自分でできるか |
| 内部対策 | サイト自体の構造・コンテンツを整える | ◎ できる |
| 外部対策 | 他サイトからリンクを集める(被リンク) | △ すぐには難しい |
最初に取り組むべきは「内部対策」です。
自分でコントロールできる範囲から始めます。今回紹介する6つの施策はすべて内部対策です。
実際に取り組んだ5つの施策
施策① Google Search Consoleの導入
Google Search Consoleとは、Googleが無料で提供しているWebサイトの分析ツールです。
| できること | 活用例 |
| 検索キーワードの確認 | どんなキーワードで検索されてサイトに来ているかがわかる |
| クリック率・表示回数の確認 | どのページが検索に表示されているかがわかる |
| インデックス状況の確認 | Googleにページが認識されているかがわかる |
| サイトの問題検出 | クロールエラーやモバイル対応の問題が通知される |
日本での検索エンジンシェアはGoogleがNo. 1です!
日本の検索エンジン市場はGoogleが全体のほとんどを占めています。
その次がYahooですが、2026年時点ではYahoo! JAPANの検索エンジンはGoogleの検索システムを使用しています。
なので、作ったサイトをすぐに検索でヒットさせたいのであれば、Googleに「サイトつくったよ!」とお知らせする必要があります。
Google Search Consoleへの登録は、Googleにサイトを知ってもらうための第一歩となります。
登録はこちら:https://search.google.com/search-console/
💡 登録をすれば、継続的にサイトの分析が行えて、改善に役立ちます。
Google Search Consoleの詳しい使い方はまた別の記事でご紹介します。
とりあえず、登録だけ済ませてしまいましょう。
施策② タイトル・見出しの改善
ページのタイトル(titleタグ)と見出し(h1・h2タグ)は、検索エンジンが「このページは何について書かれているか」を判断する最重要の要素です。
| 項目 | 改善前の例 | 改善後の例 |
| タイトル | 会社概要 | 株式会社◯◯ | ◯◯市の外壁塗装なら株式会社◯◯|創業20年の実績 |
| h1見出し | 私たちについて | 外壁塗装・屋根塗装のご相談は◯◯市の株式会社◯◯へ |
ポイントは「ユーザーが検索しそうなキーワードを自然に含める」ことです。
キーワードを詰め込みすぎると逆効果になるので注意が必要です。
実際にタイトルを変えただけで検索順位が上がったページがありました。
「会社概要」というタイトルだったページを、地域名とサービス名を含んだタイトルに変更したところ、数週間後に検索結果に表示されるようになったページがありました。
ただタイトルを変えるだけでこれほど変わるのかと驚きました。
施策③ メタディスクリプションの記載
メタディスクリプションとは、検索結果に表示されるページの説明文です。
直接の順位には影響しませんが、クリック率に影響します。
💡 グラフィックデザインでいえば「キャッチコピー」のようなものです。
検索結果に並んだページの中から「このページを読みたい」と思ってもらうための一文です。
- 文字数の目安:120〜160文字
- ページの内容を正確に要約する
- キーワードを自然に含める
- 各ページに固有の説明文を書く(コピペはNG)
強化してと言われたサイトは全ページのメタディスクリプションが空欄でした。
SEO対策を始めてサイトを確認したところ、すべてのページでメタディスクリプションが設定されていませんでした。
空欄のままだと検索エンジンが本文から自動で切り取って表示するため、知って欲しい情報が載っていない状態でした。
施策④ 画像のalt属性
alt属性とは、画像に設定するテキストの説明文です。
画像が表示されないときに代わりに表示されるほか、検索エンジンが画像の内容を理解するためにも使われます。
HTMLでは以下のように記述します。
例:<img src=”gaikan.jpg” alt=”外壁塗装の施工事例:◯◯市T様邸”>
- 画像の内容を具体的に説明する
- キーワードを自然に含める
- 「画像1」「写真」などの意味のない説明は避ける
施策⑤ ページ表示速度の改善
ページの表示速度はSEOの評価要因の一つです。特にスマートフォンでの表示速度はGoogleが重視しています。
グラフィックデザイナーがやりがちなのが「解像度の高い画像をそのまま使ってしまう」という問題です。
印刷用に作った高解像度の画像をWebに使うと、ファイルサイズが大きくなりページが重くなります。
| 改善項目 | 具体的な方法 |
| 画像の最適化 | Web用にリサイズ・圧縮する(TinyPNGなど無料ツールあり) |
| 画像形式の変換 | JPEGやPNGよりファイルサイズが小さいWebP形式に変換する |
| 不要なプラグインの削除 | WordPressのプラグインが多すぎると重くなる |
高解像度画像をそのままWebに使っていたので、表示速度の遅い画像がありました。
Photoshopで制作した解像度300dpiの画像をそのままサイトに使っていたところ、Google Search Consoleで「ページの読み込みが遅い」という警告が出ました。
Web用には72〜96dpiに下げてファイルサイズを小さくする必要があることを、このとき初めて知りました。
まとめ:SEOは一気にやらなくていい
| 施策 | 難易度 | 効果が出るまでの目安 |
| ①Google Search Consoleの導入 | ★☆☆ | 数日〜1ヶ月 |
| ②タイトル・見出しの改善 | ★☆☆ | 数週間〜1ヶ月 |
| ③メタディスクリプションの記載 | ★☆☆ | クリック率にすぐ影響 |
| ④画像のalt属性 | ★☆☆ | 数週間〜 |
| ⑤ページ表示速度の改善 | ★★☆ | 改善後すぐ |
SEOは「一度やれば終わり」ではなく、継続的に取り組むものです。
ただ最初は難しく考えすぎず、まずは①!Google Search Consoleの導入をササっと済ませてしまいましょう。
タイトルと見出しの見直しはページ数が多ければ多いほど大変な作業になります。
まずはGoogle Search Consoleの導入をする!
ページ数が少ないようなら、タイトルと見出しの改善からはじめる。
使用している画像が少ないようなら、画像の容量が1MBの以上の大きさである場合、解像度を下げてもっと軽い画像でも見た目的に問題ないか確認するところからはじめましょう。
SEOはすぐに効果が出ない場合がほとんどです。
比較的簡単にできるものから手をつけて実際にやってみることが重要です。
▶ 次回予告 第8回:Google Search ConsoleとGoogle Analyticsの使い方
実際に登録したあと、どこを見たらいいのかと、サイトの分析に使えるGoogle Analyticsについてもご説明します。
